世界で通用するためには |
海外で就職するには |
アメリカ企業への就職
|
雇用主が知りたいのは会社に何をしてくれるか
前回、石田さんの面接の話を紹介したが、先月、失敗例として挙げたAさんの例を思い出してみよう。Aさんを面接したさい、英語の筆記能力の評価も兼ねて、5年後、3年後、来年の目標を書いてもらった。
私が見たかったのは、彼女のキャリア目標である。しかし、彼女が書いた目標とは、「家や車を買いたい」「キャリアを築きたい」というものだった。キャリアを築き、たくさんお金を稼いで家や車を買うのは結構なことだが、これからあなたを採用しようとしている企業が知りたいのは、そうした個人的な物欲の話ではない。
将来の目標というのは、アメリカ企業の面接でよく聞かれる質問だが、雇用主が知りたいのは、応募者が自分の成長に伴い、会社にいかに貢献できるかなのである。 一定レベルに達するまでは、ただ働き
さて、話を石田さんの話に戻そう。アメリカ企業で働いて2年半になる石田さんはこう語る。 |
Revised 2/8/99 |