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事務所と家に計4台もプリンターがあるが、2台はまともに動かない。どちらも縦型の白黒レーザープリンターで、紙送りに問題がある。
家で使っている日本メーカー製の方は、プリンター、ファックス、スキャナー、コピーが一体となったもので、たまにファックスとして使うために、部屋の隅に置いてある。すでに2度、公認ディーラーに修理に出したが、「直らない。この形は紙がどうしても丸まってしまう。メーカーの設計ミス」と言われてしまった。メーカーに問い合わせても、「他のディーラーに持っていけ」というだけだ。
500ドルも出して買った上に、2回目の修理は保証期間が切れていたため、140ドルもかかってしまった。おまけに、このプリンターのインクカートリッジは一本88ドルもする。
そんなとき、コンピューター用品量販店で、インクジェットプリンターが59ドルで売り出されていた。もちろんカラーである。「インクカートリッジを買うよりも安い!」ということで、そのプリンターを購入。プリンターの総数は5台に増えてしまった。
オフィスにあるレーザープリンターも、何度、直しても紙送りに問題があるので、今年に入ってインクジェットプリンターを購入した。印字速度が心配だったのだが、昔と違って、最近ではインクジェットの方が印字速度が速いということがわかった。
しかし、メーカーは、こんな価格で販売して採算が取れるのだろうか。プリンターメーカーに勤める友人によると、昔に比べて非常に安い部品を使っているということだが、それでも「こんな価格で売られてはどうしようもない」と嘆いている。もっとも、メーカーはプリンター本体よりカートリッジの販売で儲けているようだが。
昨日も、フラットベッドのカラースキャナーが49ドルで売り出されていた。こんな価格では、壊れても修理に出すより新しく買った方が断然安い。オフィス機器も使い捨ての時代になってしまったようだ。
有元美津世/東京新聞・中日新聞「e-net −アメリカ便り」2001年7月掲載
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