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今年の年始はニュージーランドで過ごしたが、驚いたのは、インターネットの普及だった。
観光地でも、コンピューターとインターネットアクセスを提供するインターネットカフェがあちらこちらにあるのだ。宿泊していたホテルのロビーにも、硬貨を入れるだけでインターネットが使えるコンピューターが置かれていた。ロープウエーで登った山の上にも、コイン式インターネット対応コンピューターがあったし、フィヨルドで有名なミルフォードサウンドに行く途中の小さな町のカフェにも置かれていた。
「リゾート地に来てまでメールを読まなくても」と思う人もいるだろうが、これが結構流行っているのだ。
料金は、ホテルや山の上でのインターネットサービスは少々高めだったものの、街にあるものは1分5セント(2.5円)程度のものが多く、1時間使っても3ドル(150円)ほどだ。
地元の友人によると、ニュージーランドは世界で3番目にインターネットが普及している国だという。日本でもアメリカでもその存在を無視されている南半球の小国で、こんなにインターネットが普及しているとは、世界のほとんどの人が知らないだろう。各国のインターネット人口を比較する調査でも、ニュージーランドは出てこない。
おかげで移動する先々で毎日のようにメールが読めた。世界中の友人にリアルタイムで旅行の様子を伝えられるのは楽しいけれど、ついつい目に入ってしまうのが仕事関連のメール。休暇中だとおいうのにニュージーランドのリゾート地から見積書を送るといった羽目に…。そこら中でアクセスできるというのも善しあしだ。
有元美津世/東京新聞・中日新聞「電脳人」2001年3月掲載
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